2010年2月5日金曜日

てみる、ようにする、ようとする

最近ハマっているものがありますか?私は日本の歴史にハマっています。
「はまる」とは「物が穴や枠の中にぴったり入って、そのサイズが合う」、「条件が合う」という意味ですが、今は「ハマる」と書いて、「何かにすごく興味がある」、「夢中になる」という意味でよく使われています。
歴史にハマっている人は多くて、特に歴史に興味がある女性を「歴女」(れきじょ)と呼びます。私もその一人です。私は幕末、つまり江戸時代の末期から明治にかけて、新しい日本がつくられていく時代が特におもしろいと感じています。
それまで長い間、各土地のおとの様 (lord) に仕えるためだけに日々まじめに働き、生活していた人たちが、日本に入ってきた外国人のおかげで/せいで、時代の変化に直面して、自分たちで国を変化させていった。これは本当にすごいですよね。現在の政治が、自民党から民主党に変わったなんて、小さい変化でしかない。
もし私が江戸の小娘に生まれていたらなあ~と思うこともあります。

では、ここから今日のテーマ、「英語のtry を日本語でどう言うか」について書きます。

① ~てみる: 今までに経験がない物や事に try する。そして、それがどんな感じなのか見る。


  • ある料理を食べたことがないから、それがおいしいか、どうかわからない。だから、食べて味をチェックする。→ 食べてみる


  • スノーボードをやったことがないけど、おもしろそうだな。→ スノボーをやってみる


  • 文法: 動詞て形+みる
② ~ようにする: 「よう」の意味は「様子(ようす)/様態(ようたい)」。したがって、ある様態から別の様態に変える。または、ある様態を達成させる。


  • ダイエットを始めたので、白米をやめて、毎日玄米(げんまい)を食べることにした。→ 玄米を毎日食べるようにする。(白米を食べることは今までの様態、玄米を食べることは別の様態)


  • 来週テストがある。今までは週一回勉強していたけど、今日から週三回勉強する。→ 週三回勉強するようにする


  • 先生から色々なことを教えてもらった。今は覚えているけど、忘れたくない。→ 忘れないようにする。(忘れないという様態をキープする)


  • 文法: 動詞の辞書形/ない形/可能形+ようにする


③ ~(よ)うとする: ③の「よう」と、②の「よう」はまったく違うもの。③の「よう」は「食べよう、見よう、しよう」などの一部。そして、この形(意向形)は話し手の意向/意思を表すので、この表現でもそれが表わされる。


  • 気分が悪かったけど、夜ごはんを食べるつもりだった。でも、できなかった。→ 夜ごはんを食べようとしたけど、食べられなかった。(「~うとした」(過去形)を使うと、意思があったが、できなかったという意味になる)


  • 通りを渡るところで、信号が赤に変わった。→ 通りを渡ろうとした時、信号が赤になった。(「~うとした時~。」には、何かを始めるそのタイミングで、他のことが起きるという意味)


  • 子どもが「おなかがすいた」とうるさいから、料理を始める。→ 今、つくろうとしているの。ちょっと待って。(作る意思はあるが、まだ作り始めてない。手を洗ったり、冷蔵庫を開けたりしているタイミング)


  • この表現は意向形を含む「~うと思う」と同じじゃないかと、は思っている。


  • 文法: 動詞の意向形+とする


  • ~うとする(現在形)はあまり使うシチュエーションがないと思う。たいてい、~うとした(過去形)。「した」を使うと、意思があったことを意味し、「している」を使うと、意思が今あることを意味する。

どうでしょうか?この3つの表現が英語の"try"に合うか、どうか、私にははっきりわかりませんが、外国人のみなさんがそれぞれの違いをみなさんの頭の中で理解することができれば、うれしいです。

歴史の話に戻ると、幕末には「江戸に行ってみたい、江戸で新しい考え方を学んでみたい」と地方から若い武士たちが江戸に向かいました。また、下田でアメリカの黒船を見て、それに乗りこんで、アメリカという国を見に行こうとした人(吉田松陰・よしだしょういん)もいました(失敗しましたが・・・)。力のない徳川幕府ではなく、新しい政治体制をつくり、日本が西洋と対等に付き合えるようにする!とがんばった人たちがたくさんいました。
「今一度、日本を洗濯致しそうろう」(今一度、日本をせんたくしたい)という名言を残した日本のヒーロー、坂本龍馬(さかもとりょうま)、かっこいいです!!

りょうまのふるさと―高知城(高知県)