2022年6月27日月曜日

わすれた ー わすれていた(第二弾)

 最近「忘れた」と「忘れていた」の違いについて考えていました。そしたら、2019年7月にも同じテーマで書いたことに気がつきました!以前に書いたことを忘れていました!!

今回は状況の違いにもっと焦点を当てて、考えてみます。

①何かをする予定があった場合

例えば、友だちの誕生日のプレゼントを買う予定があった。いつからかわからないが、ある時から思い出すまで、その予定を「わすれていた」間がある。思い出した時に「あっ、プレゼントを買うのをわすれていた!」と言う。

    わすれていた    思い出した (I suddenly remembered it.)

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②過去にしたことを覚えていなかった場合

例えば、前にある店に行ったことがあった。いつからかわからないが、ある時から思い出すまで、その経験を「わすれていた」間がある。思い出した時に「あっ、あの店に行ったことをわすれていた!」と言う。

   店に行った  わすれていた   思い出した (I suddenly remembered it.)

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①と②を見ると、「思い出した」ということが大事です。「思い出した」ことで「わすれていた」という状態が終わります。

③持ち物を持ってこなかった場合

例えば「携帯がない」ことに気がついた時に、「あっ、携帯をわすれた!」と言う。

                             気がついた(I realized it.)

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④覚えていたことが急に消えた場合

例えば、いつも行く店の名前が思い出せない。「覚えていた」状態があったのに、今はその店の名前がわからないことに気がついた。その時に「あっ、名前をわすれた!」と言う。

  覚えていた   気がついた (I realized that I didn't remember it.)

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③と④を見ると、「わすれたことに気がついた」ということが大事です。④はわすれた名前を思い出していない。つまり、まだ名前をわすれている。これは①と②と違う点です。①と②はわすれていた 状態は終わりました。

基本は「~ていた」は過去の状態を表すということです。

2019年7月の投稿と一緒に読んでもらうと、理解が深まるかもしれません。


直訳できない "It's a beautiful day!"

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