シリーズ2つ目のトピックは "number" です。これも生徒と話している時、たまに気になる英単語の一つです。日本語を習い始めてすぐ、ほとんどの人が「電話番号」という単語を知るので、「number = 番号」と覚えてしまうのは仕方がないことでしょう。でも、「number = 番号」はいつも正しい翻訳というわけではありません。今日はこの点について書いてみます。
まず、「番号」から。
番号:電話番号、部屋番号、クレジットカード番号など、何かを特定するために0~9を使って表している。
例えば、「のぞみ100」という新幹線があれば、「100」はその新幹線の番号です。番号はその新幹線のアイデンティティを特定していると言えます。
次に「数」(かず)という単語もあります。
数:物がいくつあるか、または人が何人いるかを表している。
例えば、「コロナウイルスの感染者の数は1000人です。」「この部屋のいすの数とつくえの数を教えてください。」
「いすの番号」と言ったら、 いすにその個体を特定する No. 1 とか、No. 2 などの番号が付いていることになります。
最後に、「数字」(すうじ)という単語もあります。0,1,2,3,4,5,6,7,8,9は漢字でもひらがなでもカタカナでもない。数字です。
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