2015年12月7日月曜日

Learn は「習う」だけじゃない

日曜日にテストを受けたみなさん、お疲れさまでした!テストの結果のことはとりあえず忘れて、今日から楽しいクリスマス気分を味わってください。日本語の勉強も少し休憩しましょう!
それで、今回の内容は簡単なものにしますね。

先月の投稿で英語の "have" は便利な動詞だと書きましたが、私は常日頃 "learn" も便利な動詞で、日本語とはちょっと違うなあと思っています。外国人が"Learn" を「習う」と訳して使うのを聞くたびに、何か違和感があって、日本語との違いを考えました。"Learn" は日本語では「習う」だけではありません。「学ぶ」「学習する」「勉強する」「練習する」などもあります。

90%の割合で「習う」はだれかからレッスンを受けている状態だと思います。つまり、「教えてもらっている」ことです。例えば、「料理を習っている」は料理教室に行っている、またはお母さんから教えてもらっているなどになるでしょう。
I can't drive yet. I'm still learning. :私は運転がまだできないから、習っているところです。 
この日本語の文だと、運転免許がまだなくて、自動車学校で授業を受けているということが想像できます。

でも、免許はあるのに、運転が下手だから自分で練習している場合も、上記のような英文になるのでなはいでしょうか。
同じように、料理学校には行かずに、家で自分で料理を毎日していれば、「料理を勉強している」、または「練習している」と言います。
She learns languages with ease. :彼女は語学を簡単に学べる。(「学ぶ」は「可能形」になっています)
ここでも「習う」は使いません。この文で先生がいるか、どうかは問われていなくて、語学能力の有無について述べているからでしょう。 「学ぶ」と「学習する」には「勉強した結果、そこから何かをきちんと得る」という意味があるようです。勉強や練習をしても、何も覚えてない、または何もできるようになっていなければ、「学んだ」ことにはならないのです。

自分の経験や間違いを通して、将来に役立つ何かを得た場合も「学習する」が使えます。
I'll never ever do that again. I've learned my lesson! :こんなことは二度としない。私は学習したよ!
「何を学習したか?」 それは文脈が必要になります。例えば、前の晩に飲み過ぎて、二日酔いで大変なら、「自分の飲める量を学習した」と言えますね。

それから、情報を通して何かを知った時も英語では "Learn" を使いますが、日本語ではそのまま「知る」を使えばいいと思います。
I am sorry to learn of your illness. :あなたの病気のことを知って、残念です。
「漢字やだれかの名前などを頭の中に入れる」作業には「覚える」を使います。
I am trying to learn a poem by heart. :詩を覚えようとしている。
I never learned his name. :彼の名前が全然覚えられない。(ここも可能形です)
あれ~、こうやって見てみると、「習う」を使う例が少ないですね。やはり単純な直訳ができない動詞です。こういう動詞はまだ他にもあって、「work =働く」も気になっていますので、今度書こうと思います。

では、皆さん、よい年末年始をお迎えください。そのためには風邪など病気にかからないように、気を付けることも大事ですよ。(ちなみに、私は手洗い、うがいは欠かしません。それと、電車内などで多くの人が触る所を触るのも避けた方がいいと思いますよ!)