2011年8月12日金曜日

Have a good weekend !

*English translation

残暑お見舞い申し上げます。(ざんしょ おみまい もうしあげます)

これは夏のあいさつです。「暑い中、お元気ですか?」と友人や知人に手紙を書く際に使われます。毎年、私は遠くに住んでいる伯母や、なかなか会えない友だちなど、数人に「残暑見舞い」の手紙を書くだけですが、季節のあいさつをするのは素敵ですね。

日本に来たばかりの外国人でも知っている日本語のあいさつと言えば、「こんにちは」「ありがとう」など。そして、日本人と食事をして覚えるあいさつは「いただきます」と「ごちそうさま」。会社で日本人の同僚が毎日言うのを聞いて覚えるのが「お疲れさま」と「お先に失礼します」。
そして、みなさんが「あれは日本語で何て言うのだろう??」と疑問に思うのが、"Have a good weekend." ですね?
 Have a good weekend. = 良い週末を。/楽しい週末を。
完全な文は「良い/楽しい週末を過ごしてください。」 「過ごしてください」を省略します。でも、「を」は大切なので、残してください。
このあいさつはよく使われていると思いますが、私はこれは英語を訳したものだと思います。多分、日本ではこのタイプのあいさつは無かったのではないでしょうか。なぜなら、"Have a good day, Have a good night, Have a good holiday" などのあいさつは日本語ではあまり使われないからです。
Have a good day. = 良い一日を。
変ではないですが、これはそれほど使われていないと思います。
"Have a good night." になると、良い日本語訳がなくなります。「良い夜を」は絶対に言いません。だれかと別れる時が夜8時や9時以降で、あとは家に帰って寝るだけなら、「おやすみなさい」と言えますが、別れる時間が6時~7時頃で、その後まだ夕食を食べたり、遊んだりするなら、「おやすみなさい」は変です。「おやすみなさい」の意味は「ゆっくり寝てください」なので。

また、"Have a good holiday." や "Have a nice trip." などは「良い休みを」、「良い旅行を」ではなくて、「休みを楽しんでください」「旅行を楽しんでください」と言った方が自然だと思います。

また、日本語には「ごきげんよう」という便利な表現があります。
これは、「あなたの機嫌(きげん)は良いですか」や、「あなたの機嫌が良いといいですね」などの意味があって、だれかと会った時も別れる時も、昼も夜も使えるあいさつです。
ただ、このあいさつは女性っぽいとか、上品すぎる印象があるので、最近ではほとんど使われていません。

では、日本ではまだまだ暑い日が続きそうですが、みなさん暑い夏を楽しんでくださいね。

*余談ですが、こんな暑い日には英語で " Stay cool." と言われますが、日本語にはない表現ですね。あえて訳すなら、「涼しくいてね」になりますが、使われることはないでしょう。